アジアの祈り わたしたちの願い
世界には今なお、読み書きが出来ない人が7億7千万人いて、そのうち3分の2は女性。
学校に行くことができない子どもたちだけでも1億人以上にのぼる。
ほんとうはもっと大勢いるが、世界は実態をつかめずにいる。
教育がないまま育つと、貧困の連鎖を生むだけでなく、母子の健康に悪影響を及ぼし、乳幼児の死亡率を高め、子どもや女性の人権侵害の原因になる。
教育がないと貧困の連鎖から逃れるすべはない。
貧しいから子供を学校へ通わせられない。
学べないからいつまでも貧しいまま。
この1行のなかに、高い壁が人生に立ちはだかり、苦しみが存在します。
母親と幼い子どもたちを伝染病から守り、少女売春などの子どもの人権侵害を無くし、女性を社会的に解放するためには、教育、特に初等教育の普及が最も有効であることは、国連やその他の学術機関による調査で明らかになっている。
この問題に取り組むために、NGOジャパン・サイバー・ライブラリーは、アジアでの貧しい国々で、学校へ行くことができなかった少女たち、特に女子の職業訓練を実施できる先生を育成するプログラムを進めています。
1人の先生が育つには最低3年間は我々と一緒に学ぶことになり、その間は奨学金を支給します。年2万5000円程度で、彼女、彼らは100人ものひとが救える先生になります。成功すれば1000人、万人へと波が広がります。
われわれの背中を押してください。それができるのはアジアで日本人しかいません。
日本サイバーの本を読んでいただければ、先生が育ってゆきます。先生に育たなくても彼女の家族には最低でも生きてゆくすべは伝わります。
日本サイバーの本は、その売り上げすべてがそのプログラムにあてられます。
写真は小学校で学べるミャンマーの女子生徒です。